三筋山エリア（標高：821m・高度差：400m・直線：1.8Km）
伊豆フライトハウスのメインエリアである三筋山。
東向き、北東向きは助走距離は短いですが、程よい斜面ですのであまり気になりません。
南TOは、4機くらい広げられ、トップランもできます。北TOは南TOから徒歩2分。10機以上広げられ、防火線（可燃物となる樹木などのない、火災時の延焼を防ぐ空間地帯）が広くトップランはとても楽です。
メインLDまでは、直線で1.8Km、広さ150×40mくらいあり安心して降ろせますが、北東風でランディングする場合は、弱いローターがあるので高めに進入することがポイントです。周りが草原なので無理せず手前に降りても十分な広さがあるのでのんびり飛べます。
川向こうの大峰練習場（100×40m）にも降ろすことができます。また、風が強めの時はランディングする前に、手前でソアリングも楽しめます。着陸進入方向は北東向きとなります。
北東の強風の時は、北練習場に降ろします。少し斜面になっており、100×40mと下段に60×40mのランディングがありますが。但し、このランディングはサーマル発生ポイントでもあり、風向きが変わりやすいので、悩んだら下段に降ろす方が楽です。
夏は青い海と空を眺めながら、冬は、雪を被った富士山や、はるか房総半島を見渡しながら、通年を通してフライトが楽しめます。
三筋山の麓では、体験コースや始めてまもない方が、安心して練習出来る練習場が幾つかあります。
浅間山エリア（標高：300～500m・直線：1.2～1.6Km）
経験あるフライヤーを対象とした変化に富んだエリア。
テイクオフエリアは3カ所あり、風力発電所の風車を見下ろす「山頂TO」（標高：500m ・ 直線：1.6Km）は、南北に2機ずつ飛び出すことができます。助走距離が短いので、無風の時はしっかりしたライズアップと助走が必要です。しかし、一度出てしまえば海風とサーマルでフライトが楽しめ、上げきると三筋山まで飛んで行けます。山頂北斜面には、60×30mのトップランディングがあります。
北東斜面にある「風車横TO」（高度差：400m ・ 直線：1.5Km）は車を停めた場所からすぐテイクオフできます。ここは山頂テイクオフに雲がかかって飛べない時に使用しています。
浅間山北東フライトの場合、メインLDは、白田川沿いの160×20mと細長いですが、このエリアで飛べるフライヤーには問題ないと思います。
浅間山南フライトの場合、LDは1.6Km先のサッカー場、クロカンコース、野球場になります。高度差200mですが、リッジソアリングとサーマルで風車のすぐ前を飛ぶスリルあるフライトが楽しめます。
アスド会館エリア（標高：300m・高度差：300m・直線：1.2Km）
2008年に完成した比較的新しいエリアです。北東～東に対応し、LDも兼ねた70×40mの東向き斜面です。海岸国道上の TOまでは駐車場から2分。白田片瀬、熱川温泉上空を飛べます。
箒木山エリア（標高：1,024m・高度差：1,000m・直線：5.5Km）
一度飛んだらやみつきになる伊豆半島最大のエリア！
東伊豆まち温泉郷すべての上空を遊べるスタートポイント。コース取りには経験が必要ですが、天城連山の原生林 上空フライトは素晴らしい景色が楽しめます（フライトは事前連絡が必要）
車を降りてからTOまでは徒歩0分。南TOは縦に5機広げられ、飛び出しやすい斜面です。北斜面は助走距離が短いので 無風時は走り込みが必要です。上げきると伊豆半島を独り占めできます。山林や住宅街、温泉場の上空を飛び、ホテル 客室の目の前をフライト。
露天風呂に目を取られると失敗しますのでくれぐれも気をつけて！
LDは2つあり、山頂LDはハングでも降りられるくらいの広さ。ため息の出る景色です。メインLD（350×50m）は熱川温泉の 海岸で、南風正面でも北東の風でも降ろせます。ここは1日のフライトを終えて帰る時と、上がらないときに使用しています。
メインLDまでは数カ所の緊急ランディングもありますが、やはり経験のあるパイロット向けエリアです。
＜注意！！＞
東伊豆のエリアは町の上空も飛べ、町内空き地などに降りても、事故さえ起こさなければクレーム は来ませんが、くれぐれも気をつけて飛んでください。尚、特別の制限はありませんが、エリア内に保護されている 湿地帯がありますので降りないようにしてください。
